内扉制作


何年か前、冬期に廊下がやたら寒いのは出窓からの冷気が原因では?と思い、手作りの内窓をつけたところ、かなり冷えが緩和された感じでした。

そうすると今度は玄関からの冷気が気になるようになり、内扉をつけねば、ということで、去年の冬に制作に着手し、晩冬の頃なんとか完成(ブログに書くのをさぼっていて、本日ようやくアップしました。^^;)



元はこういう状態。ここに玄関扉より開口部が大きくなるように引違い戸をつけたいので、冒頭にあるように引き戸が左に収まるように考えました。



いくつかデザイン案を考え、夫婦で検討して、丸窓をつけることに。丸いガラスは以前に友人のたいちゃんからいただいたものがあるのでこれを利用しました。



まずは図面引き。基本、廃材でつくるので、上部と左部は、こびっとハウスで不要になった引き戸の枠付きのガラスを使うことにしたので、全体的にこれらにサイズを合わせ、唯一購入した引き戸の金具(レールやガイドなど)の位置も細かく検討。



引き戸の枠は、左の杉の角材から切り出しました。結構割れが深かったので、パズル感覚で。



こちらは切り出して溝を切った引き戸の枠と、枠にはめる杉や桐の板材。板の方は去年の春、ご近所さんから倒れかけた杉の伐採を頼まれたときに、捨てるけど要るかと聞かれて頂戴したものを早速利用。



下部ガイドは、床に付ける用のものなので、要らなくなったL字金具を加工して取り付け。



左のガラス部分はちょっと凝ってみました。^^
さてさて、今年の冬の内扉の断熱効果はいかほどでしょうか?